刑事 |
|
| Un Maledetto Imbroglio |
| この映画は「白黒」映画で、自分は「曲」の方を先に知り、実をいうと映画を見たのはこのホームページを作るときに初めて見ました。この「名画と映画音楽の広場」ページを作るときに最初に載せたのは、この映画でもあります。それだけこの音楽が耳に残っておりました。映画音楽として、珠玉の一曲だと思います。 またトップページの「刑事」の部分に載せた「写真のシーン」(上にも同じものを載せました)が非常に有名だった事が思い浮かびます。 切ない音楽・歌声とラストシーンはこの映画を名作へ押し上げています。 |
映画説明 |
| 「鉄道員」同様、ピエトロ・ジェルミが監督・主演する作品。こんどはローマ市警の警部で、サングラスに中折帽という私服姿で事件があればマメに歩いて調べて回り、推理に推理を重ね、とんでもないところから糸口をつかんで解決してゆく生活描写に重点が置かれている。マンションに殺人事件が起こり、かよいの女中アッスンタの愛人の工員ディオメデに嫌疑がかかるがアリバイがある。解決のメドがつかぬうちに隣室の美しい夫人が殺された。ここにもアッスンタがかよっている。殺された夫人には秘密が多くて、いろんなスキャンダルが暴きだされるが、事件は危うく迷宮入り。しかしイングラヴァロ警部は真犯人を指名する。アリバイを崩されたディオメデが手錠をかけられて連行される時、アッスンタは絶叫しながら追ってゆく。クラウディア・カルディナーレの出世作で、カステルヌオーヴォは全く無名だった。 | ||
| 監督・主演 / ピエトロ・ジェルミ(イングラヴァル警部) 共演 / クラウディア・カルディナーレ(アッスンタ) ニーノ・カステルヌオーヴォ(ディオメデ) |
音楽説明 |
| 主題歌は、ピエトロ・ジェルミ監督自身がジャネッティと作詞し、カルロ・ルスティケリが作曲した。タイトルは「私が死ぬまで」という意味。手錠をかけられ警察の車に乗せられたディオメデ、群がる人々、走り出す車と砂煙、ディオメデの名を呼び、手を振りながら必死に追うアッスンタ。このラスト・シーンに流れたアリダ・ケッリの歌声は、まことにドラマティックな効果を生んでいた。なお、アリダ・ケッリは作曲者カルロ・ルスティケリの娘であり、この歌のヒットで一躍有名になった。 「いとしい人、私のいとしい人、あなたの腕の中で、私はすべての悲しみを忘れてしまう、私は死ぬまであなたと共にいたい。泣かないでね、いとしいあなた、泣かないで、黙ってこの胸に寄り添っていてね。だけど、もしもあなたを苦しませるのならば、どうぞそれを私に告げてね。」 アリダ・ケッリのうたうサン・トラ盤(RCA)、ランド・フィオリーニ(S)、モーリス・ルクレール楽団(Ph)、ニニ・ロッソ(G)、ヴィンセント・ロドリゲスのギター(Rep)、コロムビア・シンフォネット(C)、フィルム・シンフォニック・オーケストラ(P)、マランド楽団のタンゴ化(Ph) |
||
| 音楽・作曲 / カルロ・ルスティケリ 作詞 / ジャネッティ & ピエトロ・ジェルミ(監督) 歌 / アリダ・ケッリ(作曲のカルロの娘) |
各映画解説目次 |
|